一般的な、CD/DVDプレスの流れ(2003.9.11更新)

 国内プレスの場合は、当然の事ながらプレス工場を持っている業者は、大手以外ありません。その殆どがSONY PCL様や凸版印刷様等のような大手企業です。このような大企業から、安価にプレスしてもらうには、大口の取引等を頻繁に行っている必要があります。
そこで、そのような大企業の下に、代理店や取次ぎ店が存在します。
 通常の場合は、制作会社や広告代理店等が作品の依頼をお客様から受注しますと、プレスは代理店や取り次店を通して、プレス業者へ発注されます。
 代理店や取次ぎ店にしても、直接プレス業者へ発注できる所は少ないため、1次代理店まで、数社を経由するのが一般的です。当然の事ながら、そのにはマージンが発生しますので、価格も高くなっていきます。
 また、基本的に日本は、土地代・人件費が高価な為に、プレス自体の価格は高めです。
しかし、国内プレスの利点は業者によっては、納期に融通がきくと言う所でしょう。
ですから、納期が気になる場合は、国内のプレス業者をあたってください。
 弊社でも、国内提携工場を持っております。CDプレスに関しては7日を切る納品も可能となりました。そのような急な案件に関しては、是非お問い合わせください。国内もなるべく安価にご提供できるよう、努力いたしております。


 海外プレスの場合は日本と違い、土地も人件費も安いので、航空運賃を考慮しても日本でプレスするより安価にプレスする事ができます。また、海外の経営方針としては、プレス工場に莫大なコストが掛かるので、安くても沢山プレスし早く減価償却したいという部分がありますので、安価にプレスができます。
 この部分に着目し、代理店・取り次ぎ店が日本国内のプレス以上に入っている場合が多いのも事実です。ですから、日本までの送料が別途発生するとか、オプション的金額が多い場合もありますので、御注意ください。
 また、海外工場の場合は、小規模の工場もありますので、このような所は倒産したり品質が悪い場合もありますので、御注意ください。

 弊社場合は、弊社ポリシーとして、単に安価な価格でご提供するという事だけではなく、実際に現地工場に出向き、工場の見学、サンプルのチェックを行ない、提携工場を決めております。また、主に弊社が取り扱う工場としては、台湾の最大手2社(CD生産のトップ、DVD生産のトップ)の企業を主軸に、弊社で納得のいく品質、対応ができる、台湾の工場と提携いたしまして、それぞれの工場の得意・不得意(納品期日や、パッケージ形態)を考慮して、お客様のオーダーに応えるべく選択しております。
 また、ケースものに関しては、 輸送中のトラブルの発生もございますので、極力日本でのパッケージをお薦めいたします。
 メディア大国の台湾は、品質・価格的にも、他国と比較してお客様に、納得の頂ける品質・納期で対応できると思います。

 更に、細かい事ですが、このホームページも、コンテンツ制作会社である弊社自身で作成・運営しておりますし、サーバも格安のレンタルサーバを使用して必要経費を最大限圧縮し、最大限の努力をしております。

支払い条件について
 海外の場合は、日本のように手形払いや、末締めの翌末払いなどの商習慣はありません。全てが現金先払いで、現金確認後にはじめて生産に取りかかります。従って、弊社をご利用して頂けるお客様にも基本的に、現金先払いでお願いして頂いております。
(弊社にて、日本国内の提携工場と直接取引もいたしておりますが、支払い条件は現金先払いとなっておりますので、海外と条件は変わりません)
 安価にできる最大の理由として、「こちらで入金までの立替等を行わない」というリスクを省いた価格ですので、よろしくお願いいたします。

納期について
 日本国内のプレス業者様でも、通常の納期は約2週間7日間ですが、海外でプレスする場合も、マスターが現地に到着後、約2週間です。
台湾の場合、EMSでマスターを送るのに2〜3日。現在、短納期のお客様が大半ですので、FedExにてマスターを送っております。したがいまして、バルクの場合は、カレンダーにもよりますが、DLTテープがマスターの場合、最短8日でお届けできるようにしております(工場の込み具合にもよる)。
 お急ぎの場合は、まずはマスター納入日と、 納品期日をお知らせください。
 工場に可能かどうかの判断をさせて頂きます。

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